コロナ禍ではクッキングなどの食育の活動を行うことが非常に難しいのですが、毎年行っている、野菜を育てる活動を今年度も行うことにしました。
今年度はラディッシュ、ゴーヤ、ミニトマト、さつまいも、ひまわりを育てます。園庭の広さの関係で年長さんが代表して育てます。水やりは345歳児みんなで行います。
土に触れることが少なくなっている現代社会において、植物を育てるというのはとても貴重な体験です。育てるという体験は思い通りに相手や対象物を動かすのではなく、環境を整えるとか変化を見ていくとか修正をしていくという「間接的に関わる力」や「継続する力」を養います。
普段は主体的な遊びを重視していますが、この活動においては先生の話をよく聞き正しい行動をしなくてはなりません。こういった活動を挟むことにより、大人の話を聞く力や、見本を真似る力が育っていきます。
今年度は食べない植物も育ててみることにしました。ひまわりです。自分で描いた植木鉢に種を蒔きます。自分で育てるので責任感が育ち、愛着が湧きます。
さて、どのように育つのか楽しみです。